シブいおじ(い)さんが好きなのかも?
主人公クリントイーストウッド演じるコワルスキーは、
最愛の妻を失った主人公は嫌味なジジイ(失礼)になって
神父にまで毒づいていたりして、家族からも嫌われているように思えるが
朝鮮戦争の時その若き兵隊を殺したことやら
家族とうまくいかない事などで更に、
心が頑固になっている感じだが、
そこで、知り合った民族・人間を助けるために
命を持って魂を貫く姿が老人といえどもその
考えには度肝をぬかされて
思わず涙してしまった。
そして、アマゾンプライムのハシゴ(・・・
しかしなぜか日本の昭和のドラマ
(男たちの旅路)を発見!
これをリアルに見ていた私はまだうら若い?
高校性のころだけど、
ここにも過去の戦争体験をした
おじ様が若い者に説教したりする、
鶴田 浩二が!!
かっこいい!!(子ども心にそう思ったもん)
古い奴だとお思いでしょうが・・・
のおじさんですよ。
(って誰も知らないか)
しかしイケメンでしょ( ;∀;)
でもこのドラマ
監督は有名な「山田 洋二」さんで、
音楽は「ゴダイゴ」とか
役者のレギュラーは
鶴田浩二に、今はシブい役もするけど当時の
「水谷 豊」は
ヤンキーっぽくてめちゃミーハー(この言葉も古い?)
そして「桃井 かおり」さんもミーハー( ;∀)な役
なんだけどね。
昭和52年ごろに放映された
NHK土曜ドラマの「男たちの旅路」
の中でも
私のお気に入りは第三期の
「シルバーシート」
という、身寄りのない老人ホームのおじいさん達が
なんと電車ジャックをしてしまう
そのメンバーって話。
何人しってる?
これは若い時の写真で本当は↓
↑笠智衆さんという役者の方もご出演
このドラマで、凄いのはガードマンの鶴田浩二さんが
おじいさん達を叱り飛ばすのだ。
クリントイーストウッドの映画でも
若造の神父が
説教しちゃうところとはちょっと違う・・・
とにかくおじいさん達は
ただ老いて社会の邪魔者で終わりたくないというところで
かっこよくないことを
してしまう
https://youtu.be/XFGEVOh1lPI
しかし年取ったおじさんは
魅力ありますよ。
気概がある。
役者の方たちでも、やり抜く力を持っている。
生きてきたこだわりというか
死生観をきちんと見据えていることが
このアメリカと日本の戦争体験者の主役の
二人は持っている。
そこが共通しているところの様な気がして
今回この映画について
昔を懐かしむということも
あるが、
今が大事、そして過去にこだわりもあるが、
若い人たちの考えも受け入れたり
自分の最後の身の処し方に覚悟があるところが
この2本の映画、ドラマの私の好きな共通点だと思う。
人間、そこまでの覚悟でいつもいつも
生きられる訳ではないが、
本当にやりたかった事は何か?
何故か、今の時代に不平・不満があるときに
自分だけがついてないとか
何で、自分だけと言った考えに
押し流され易いのだが
最近ある方から有難い言葉をいただいた。
何のためにこの辛い試練を自分が
受けているのかを考えて
何のためにそれを体験する必要があったのかを考えて
と。
今年還暦を迎える私は、そろそろ自分の身の処し方を
考えたいと思っている。
自分の未来からのミッションを完追するために
今、自分にできることを一生懸命考えたいと
思えるようになって来た。
かなりインプットもしてきたので、
これからは
本当にやりたかった事を
貫いていく覚悟を持って
余生を楽しみたいと思っている。
だから完全にはリタイアする気はない。
意地悪ばあさんでも何でも
家族や他人に
とやかく言われても
自分の美学を磨きたいところである。
可能性は未来からのメッセージ。
無限大だと思う。
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